診療案内:整形外科
一般整形外科:火曜午前、土曜午前
整形外科では、一般的に赤ちゃんからお年寄りまで、すべての年代の方に対して打撲や捻挫、脱臼、骨折、切り傷などの外傷、スポーツや交通事故、労災での外傷など治療などを行います。
当クリニックでは、整形外科領域の中でも関節痛、腰痛、肩こりなどの慢性疾患を中心に治療を行っていきます。
また、骨粗しょう症が痛みの原因になる事が多いため、正確な診断と積極的な治療を行います。
関節痛や腰痛、肩こりなど、いつものことだから…と我慢してしまっていると、まれに、別の病気が潜んでいることもあります。いつも同じ所が痛んだり、しびれ・こわばりなど、身体に違和感があったりするようなら、まずは医師の診察を受けましょう。
骨粗しょう症外来
骨粗しょう症は、現在では、治療ができる病気です。
確かに、20~45歳くらいでピークに達した骨量は、年々減っていきますが、日常生活に気をつけ、骨粗しょう症のお薬を飲むことで、くしゃみなどのちょっとした衝撃で骨折することを防ぐことができます。
骨が弱くなるのは年のせいだから…などと諦めず、折れにくい丈夫な骨を維持していきましょう。当クリニックでは、要介護・寝たきりなどの大きな要因である骨粗しょう症の診断と治療に力を入れています。
骨粗鬆症の診断には、日本骨粗鬆症学会のガイドラインでも推奨されているDEXA(デキサ)法を用いて、腰椎、股関節周囲の骨密度を正確に診断します。
骨粗しょう症で、骨折しやすい場所
- 肩
- 背骨
- 手首
- 脚の付け根
骨粗しょう症検診の流れ
以下に当てはまる方は、一度、骨粗しょう症検診を受けてみましょう。
- 60歳以上の女性
- 日頃から運動不足の方
- 背骨が曲がってきた方
- 転倒などで骨折をした経験のある方
- リウマチ・糖尿病・腎臓病の治療をしている方
問診
病歴や生活習慣(閉経の時期、食事内容や運動習慣など)をお伺いします。
骨密度検査:DEXA法(腰椎+股関節)
骨粗しょう症の診断として、もっとも標準的な方法とされる腰椎と大腿骨のレントゲン検査を行います。
血液検査・尿検査
骨の代謝バランスや、ビタミンKの不足状態などを、尿や血液で検査します。
骨粗しょう症の治療法
薬物療法
骨粗しょう症と診断された場合は、患者さんの生活スタイルと骨粗しょう症の程度によってお薬を使い分けます。
食事療法
乳製品、大豆製品、海藻、小魚など、カルシウムの多い食品を摂るように心がけましょう。
ビタミンDを含むサケやウナギ、サンマ、しいたけなどを一緒に摂ることも大切です。
運動療法
激しい運動をする必要はありません。日常生活で掃除などこまめに動くようにするほか、片足立ち運動や椅子に座っての脚上げ運動が有効です。
(正しい方法については、診察時などにお伝えします)